小学校生活での膝の痛み、手術を経験して感じたこと

こんにちは。私は与論島出身で、幼い頃から運動が大好きな子どもでした。青い海に囲まれた島で、泳いだり、魚釣りをしたり、体を動かすことが何よりの楽しみ。自然と触れ合いながら、毎日全力で遊んでいたのを覚えています。

そんな私のもう一つの楽しみが、スポーツでした。小学校時代は、空手、サッカー、卓球、バスケットボールと4つの部活に所属し、さまざまな運動に挑戦していました。しかし、そんな元気いっぱいの生活に大きな影を落としたのが「ケガ」でした。

小学4年生、初めての大きなケガ

小学4年生のとき、大きな足首の捻挫を経験しました。さらに、膝にも痛みを感じ始めました。しかし、運動をしているときだけは痛みが和らぐこともあり、運動を休むという選択肢は当時の私には考えられませんでした。

ところが、小学6年生になる頃には痛みが悪化し、走ることさえ辛くなってしまいました。このとき初めて、部活をしばらく休むことになり、自分の体の弱さやケガの怖さを痛感しました。

中学時代、膝の大ケガと手術

中学校ではサッカー部に専念しましたが、中学1年生のときに膝を大きく傷めてしまいました。このケガは深刻で、手術を受けることに。術後は1年間スポーツを休む必要がありましたが、いざ復帰しても思うように調子は戻りませんでした。結局、サッカー部を退部せざるを得ませんでした。

その後、バスケットボール部に転向しましたが、ケガと向き合い続ける毎日でした。それでも、「動く楽しさ」を忘れることはできず、どうにかして体と向き合いながらスポーツを続けたいと強く願うようになりました。

ケガの経験が導いた「治療家」の道

高校を卒業する頃には、ケガをして思うように動けない自分を支えてくれた治療家の存在が心に残っていました。「私も同じように、誰かの助けになりたい」――そう思い、医療関係の仕事に就くことを決意しました。

現在、私は「ピラティス」という運動療法を通じて、ケガの予防や機能改善をサポートするピラティススタジオを運営しています。理想的な姿勢や正しい体の動き方を学び、それを生涯の財産として体に染み込ませることで、ケガを防ぎ、パフォーマンス向上に繋げていく。それが私の提供する運動教育の核です。

今、思うこと

もし、小学生の頃の私が「正しい体の使い方」を知っていたら、あの膝の痛みに悩まされることも、手術を受けることも、なかったかもしれません。だからこそ、今も同じように膝や関節の痛みに苦しむ人たちに、「正しい動き方」の重要性を伝えたいと強く思っています。

ピラティスは特別なものではなく、誰にでもできる身近な運動です。「ザ・スタディ オブ ムーブメント」を通じて、より多くの方にピラティスの魅力を知っていただき、生涯健康で動ける体づくりをサポートしていきたいと願っています。

私自身が経験した膝の痛みや手術、そしてケガとの向き合い方。それらはすべて、今の仕事に繋がる大切なステップでした。同じように悩む方がいれば、ぜひ一度ピラティスに挑戦してみてください。「動ける喜び」を再発見するきっかけになるかもしれません。

ザ・スタディ オブ ムーブメントで、皆さんの健康を全力でサポートします!一緒に理想の体づくりを始めてみませんか?

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